2026年版・6-8

任意継続被保険者の一問一答

社会保険労務士(社労士)「健康保険法」から、任意継続被保険者に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問16-8

健康保険の任意継続被保険者となるための要件に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  • ①任意継続被保険者となるための申出期間は、資格喪失日から起算して3か月以内とされている。
  • ②資格喪失日の前日まで継続して2か月以上被保険者であったことが要件の一つとされる。
  • ③資格喪失日から起算して20日以内に、保険者に対して申出をすることが要件の一つとされる。
  • ④健康保険組合の場合、規約により継続すべき被保険者期間を2か月より短く定めることができる。
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正解 ①任意継続被保険者となるための申出期間は、資格喪失日から起算して3か月以内とされている。
解説
任意継続被保険者となるための申出期間は、資格喪失日から起算して20日以内とされており、3か月以内ではありません。退職等により被保険者資格を喪失した後も、一定期間は元の保険に引き続き加入できるようにする制度ですが、申出期間は短く設定されています。

他の選択肢が正しい理由
②は継続2か月以上の被保険者期間という要件に関する正しい説明です。③は申出期間が資格喪失日から20日以内であるという正しい説明です。④は健康保険組合の場合、規約で継続すべき被保険者期間を2か月より短く定めることができるという正しい説明です。
問26-8

健康保険の任意継続被保険者の加入期間に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①加入期間は、任意継続被保険者となった日から起算して、最長3年間とされている。
  • ②加入期間の途中で就職して他の医療保険の被保険者となった場合、資格を喪失する。
  • ③加入期間は、被保険者本人の希望による保険者への申請だけで何度でも更新できる。
  • ④令和4年1月の改正前から、被保険者本人の申出による任意脱退が可能であった。
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正解 ②加入期間の途中で就職して他の医療保険の被保険者となった場合、資格を喪失する。
解説
任意継続被保険者は、加入期間中に就職して他の医療保険の被保険者となった場合、任意継続被保険者の資格を喪失します。加入期間は任意継続被保険者となった日から起算して最長2年間と法律で定められており、本人の希望による更新という制度は存在しません。

他の選択肢が誤りの理由
①は加入期間の上限は最長2年間であり、3年間ではないため誤りです。③は加入期間は最長2年間と法定されており、申請による更新制度は存在しないため誤りです。④は被保険者本人の申出による任意脱退は令和4年1月の改正により新たに導入された制度であり、改正前から可能であったわけではないため誤りです。
問36-8

健康保険の任意継続被保険者の保険料に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  • ①任意継続被保険者の保険料率には、一般の被保険者より低い特別な料率が適用される。
  • ②任意継続被保険者の保険料は、事業主負担分がなく、原則として全額を本人が負担する。
  • ③在職中の被保険者と異なり、任意継続被保険者には事業主による折半負担は行われない。
  • ④任意継続被保険者も、保険料を負担する義務を負う被保険者の一類型だとされる。
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正解 ①任意継続被保険者の保険料率には、一般の被保険者より低い特別な料率が適用される。
解説
任意継続被保険者に適用される保険料率は、一般の被保険者と同じ保険料率であり、特別に低い料率が適用されるわけではありません。ただし、事業主との使用関係が既に終了しているため、事業主による保険料の折半負担が行われず、原則として全額を本人が負担することになる点が在職中との大きな違いです。

他の選択肢が正しい理由
②は任意継続被保険者の保険料が原則として全額本人負担であるという正しい説明です。③は事業主による折半負担が行われないという正しい説明です。④は任意継続被保険者も保険料を負担する義務を負う被保険者の一類型であるという正しい説明です。
問46-8

健康保険の任意継続被保険者の標準報酬月額の決定に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①任意継続被保険者の標準報酬月額は、常に資格喪失時の標準報酬月額がそのまま用いられる。
  • ②任意継続被保険者の標準報酬月額は、当該保険者の全被保険者の平均額のみを基準に決定される。
  • ③資格喪失時の標準報酬月額と全被保険者の平均標準報酬月額とを比較し、低い方の額とされる。
  • ④任意継続被保険者の標準報酬月額は、資格喪失後に本人が自由に申告した額とされる。
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正解 ③資格喪失時の標準報酬月額と全被保険者の平均標準報酬月額とを比較し、低い方の額とされる。
解説
任意継続被保険者の標準報酬月額は、資格喪失時の標準報酬月額と、当該保険者(全国健康保険協会又は当該健康保険組合)の全被保険者の標準報酬月額を平均した額とを比較し、いずれか低い額をもって決定されます。資格喪失時の標準報酬月額が高かった者について、保険料負担が過大にならないよう配慮した仕組みです。

他の選択肢が誤りの理由
①は資格喪失時の標準報酬月額のみで決まるのではなく、全被保険者の平均額との比較が行われるため誤りです。②は全被保険者の平均額のみを基準とするのではなく、資格喪失時の標準報酬月額との比較が行われるため誤りです。④は標準報酬月額が本人の自由な申告によって決まる制度ではないため誤りです。
問56-8

健康保険の任意継続被保険者の資格喪失事由に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①任意継続被保険者は、保険料の納付が1日遅れた場合であっても、資格を喪失することはない。
  • ②任意継続被保険者となった日から起算して2年を経過したときは、その資格を喪失する。
  • ③任意継続被保険者が就職して他の医療保険の被保険者となっても、当然には資格を喪失しない。
  • ④任意継続被保険者本人が死亡しても、その遺族が希望すれば資格は継続するとされる。
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正解 ②任意継続被保険者となった日から起算して2年を経過したときは、その資格を喪失する。
解説
任意継続被保険者は、任意継続被保険者となった日から起算して2年を経過したときに、その資格を喪失します。これは任意継続被保険者制度の加入期間の上限として法定されているものです。この他にも、就職による他の医療保険加入、保険料の未納、死亡、任意脱退の申出等が資格喪失事由として定められています。

他の選択肢が誤りの理由
①は納付期日までに保険料を納付しなかったときは、原則として納付期日の翌日に資格を喪失するとされているため誤りです。③は就職して他の医療保険の被保険者資格を取得したときは、当然に任意継続被保険者の資格を喪失するため誤りです。④は死亡した場合、死亡日の翌日に資格を喪失し、遺族の希望によって資格が継続する制度は存在しないため誤りです。
問66-8

健康保険の任意継続被保険者の保険料の納付に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①任意継続被保険者の保険料は、当月分を翌々月にまとめて納付すれば足りるとされている。
  • ②任意継続被保険者は、保険料の前納という納付方法を選択することが一切できない。
  • ③任意継続被保険者が保険料を納付期日までに納付しなくても、資格に影響は生じない。
  • ④任意継続被保険者の保険料の納付方法として、将来の一定期間分を前納する制度がある。
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正解 ④任意継続被保険者の保険料の納付方法として、将来の一定期間分を前納する制度がある。
解説
任意継続被保険者の保険料は、原則として当月分をその月の一定期日までに納付する必要がありますが、これに加えて将来の一定期間分をまとめて前納する制度も設けられています。前納には保険料の割引が適用される場合があります。

他の選択肢が誤りの理由
①は保険料は当月分を当月の一定期日までに納付するのが原則であり、翌々月にまとめて納付する制度ではないため誤りです。②は前納という納付方法自体は選択可能な制度として設けられているため誤りです。③は納付期日までに保険料を納付しなかったときは、原則として納付期日の翌日に資格を喪失するため誤りです。
問76-8

健康保険の任意継続被保険者に対する保険給付の内容に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  • ①任意継続被保険者は、原則として一般の被保険者と同様に療養の給付等の給付を受けられる。
  • ②傷病手当金及び出産手当金は、原則として任意継続被保険者には支給されないとされる。
  • ③任意継続被保険者に対しては、療養の給付は行われず、療養費のみが支給されるとする。
  • ④任意継続被保険者も、要件を満たす親族について被扶養者の認定を受けることができる。
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正解 ③任意継続被保険者に対しては、療養の給付は行われず、療養費のみが支給されるとする。
解説
任意継続被保険者は、傷病手当金及び出産手当金を除き、療養の給付、高額療養費、出産育児一時金、埋葬料等、一般の被保険者と原則として同様の保険給付を受けることができます。通常の療養の給付も現物給付として受けられ、療養費のみに限定されるわけではありません。

他の選択肢が正しい理由
①は任意継続被保険者が原則として一般の被保険者と同様の保険給付を受けられるという正しい説明です。②は傷病手当金・出産手当金が原則として任意継続被保険者には支給されない(資格喪失時に現に受給中の場合の継続給付を除く)という正しい説明です。④は任意継続被保険者も被扶養者の認定を受けることができるという正しい説明です。
問86-8

健康保険の任意継続被保険者となることができない者に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①任意継続被保険者となるかは、75歳以上の者を含め、常に本人が自由に選択できるとされる。
  • ②強制被保険者の要件を満たして他の適用事業所に使用されるに至った者も、選択の余地がある。
  • ③資格喪失日の前日までの被保険者期間が2か月に満たない者も、任意継続被保険者となり得る。
  • ④後期高齢者医療の被保険者等となる者は、任意継続の被保険者となることができないとされる。
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正解 ④後期高齢者医療の被保険者等となる者は、任意継続の被保険者となることができないとされる。
解説
75歳以上の者は後期高齢者医療の被保険者となるため、そもそも健康保険の被保険者にはなれず、任意継続被保険者にもなり得ません。任意継続被保険者となるには年齢を問わず継続2か月以上の被保険者期間等の要件を満たす必要があります。

他の選択肢が誤りの理由
①は後期高齢者医療の被保険者となる75歳以上の者は選択の余地なく任意継続被保険者になれないため誤りです。②は新たに他の適用事業所で強制被保険者となる者は、その事業所の被保険者となることが優先され、任意継続被保険者となる余地がなくなるため誤りです。③は継続2か月以上の被保険者期間という要件を満たさない者は任意継続被保険者となることができないため誤りです。
問96-8

健康保険の任意継続被保険者の任意脱退(令和4年1月改正)に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

  • ①任意脱退の制度は、健康保険組合管掌の任意継続被保険者にのみ認められる制度だとする。
  • ②任意脱退を申し出た場合には、申出をした日に直ちに資格を喪失するとされる。
  • ③本人からの申出により、任意継続被保険者でなくなることを保険者に申し出られる。
  • ④令和4年の改正前から、任意継続被保険者は理由を問わず自由に資格を喪失できた。
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正解 ③本人からの申出により、任意継続被保険者でなくなることを保険者に申し出られる。
解説
令和4年1月1日の法改正により、任意継続被保険者は、被保険者本人からの申出により、任意継続被保険者でなくなることができるようになりました。この改正前は、保険料の未納や2年の期間満了、就職等の事由がなければ任意に資格を喪失することができませんでしたが、改正後は本人の意思のみで脱退できる柔軟な仕組みが導入されました。

他の選択肢が誤りの理由
①はこの任意脱退の制度は全国健康保険協会管掌・健康保険組合管掌のいずれの任意継続被保険者にも共通して適用されるため誤りです。②は任意脱退の申出をした場合、資格喪失の効力は申出をした日ではなく、申出が受理された月の翌月1日に生じるとされているため誤りです。④は改正前は任意脱退の制度がなく、理由を問わず自由に資格を喪失することはできなかったため誤りです。
問106-8

健康保険の任意継続被保険者制度の全体像に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

  • ①任意継続被保険者制度は、退職等で資格を喪失した者が一定期間、元の保障を受けられる制度をいう。
  • ②任意継続被保険者は、健康保険法上、被保険者の一類型として位置づけられているとする。
  • ③退職者は、自身の状況に応じ、任意継続被保険者又は国民健康保険を選択できる場合がある。
  • ④任意継続被保険者制度を利用すると、退職前の事業所への在籍関係がそのまま法律上継続する。
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正解 ④任意継続被保険者制度を利用すると、退職前の事業所への在籍関係がそのまま法律上継続する。
解説
任意継続被保険者は、退職等により事業所との使用関係(雇用関係)が既に終了した者を対象とする制度であり、事業所への在籍関係が継続しているとみなされるわけではありません。だからこそ事業主による保険料の折半負担もなく、全額本人負担となるのです。

他の選択肢が正しい理由
①は任意継続被保険者制度の趣旨(退職後も一定期間、元の医療保険の保障を受けられるようにすること)に関する正しい説明です。②は任意継続被保険者が健康保険法上の被保険者の一類型として位置づけられているという正しい説明です。③は退職後の医療保険の選択肢として、任意継続被保険者と国民健康保険のいずれかを状況に応じて選べる場合があるという正しい説明です。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。